宿便と腸洗浄について

宿便と腸洗浄について

 

便秘用語として知られている言葉として「宿便」があります。腸の壁にこびりついた宿便が毒を出す事によって体調不良になるから腸を洗浄しなければならないということが言われていますよね?しかし、実際は、腸は蠕動運動によって便を押し出していますので、便が腸の壁にこびりつくということはあり得ません。一度排便すると古い便が腸に留まることはないのです。医学的にも宿便という言葉はありますが、これは便秘と同じ意味なのだそうです。

 

ニューヨークのセレブの間で腸洗浄が流行っていたこともあり、日本でも若い女性なら腸洗浄をした事があるかもしれません。腸洗浄とは腸の中に大量の水を入れて腸の中を洗うことです。医療現場でも、大腸の内視鏡検査の時などに、腸の中を観察しやすく出来るように、お湯をつかって洗浄したりするのですが、それで軽い便秘が良くなることもあるそうです。

 

しかし、美容で行う腸洗浄は、1日1回など頻繁に腸を洗っているそうです。しかし、腸洗浄を続けていると、腸が本来持っている排便能力が衰え、自力で排便出来なくなることもあるので、とても危険な行為とも言えるのです。腸洗浄を続けていると逆に、腸の粘膜が過敏になることによって、1日に何度も便意をもよおすこともありえます。病院ではなく、自分で器具を使って腸洗浄をすると直腸が傷ついて感染症にかかったりすることもあり、とても危険ですので専門の美容クリニックで行うようにしましょう。