便秘に良い果物とは

便秘に良い果物とは

便秘は、便の排泄の回数が少ない、排泄物がお腹の中に滞っている状態です。便秘の改善・解消に果物が良いといわれますが、その理由は、ペクチンという水溶性食物繊維が多く含まれている事です。水溶性食物繊維は、人の消化酵素では分解されませんが、 水に溶け大腸内で善玉菌のエサとなる事で、乳酸や酢酸が発生します。それにより、腸内環境が整い、大腸のぜん動運動を刺激する事で、便秘の改善・解消が期待出来ます。

 

他にも豊富なビタミンCを含んでいる事により、腸内の善玉菌を増殖させる効果も高く、食物繊維と合わせて取る事で、 便秘の改善・解消への効果がより一層高められます。果物の中でも、便秘の解消に効果が期待出来るものが、りんご、バナナ、キウイ、みかん、プルーンです。りんごは、皮に水溶性食物繊維が豊富に含まれおり、酸味のもととなるクエン酸やリンゴ酸は、腸を刺激し、温める事によって整腸作用がさらに向上する特徴があります。

 

バナナは、消化吸収されずに腸まで届く食物繊維、難消化性食物繊維を豊富に含んでいます。難消化性食物繊維は、青いバナナに多く含まれ、善玉菌のエネルギーになり、腸内環境を善玉菌優勢の状態にする事が出来ます。キウイの食物繊維は、バナナの2倍といわれ、水溶性食物繊維もバランスよく含まれています。また、アクチニジンとよばれる酵素が良く含まれており、タンパク質を分解する働きがある為、食べたものの消化を助けます。

 

みかんは、ビタミンCが多く含まれているのが特徴で、1日2個のみかんを食べると1日のビタミンCの8割を摂取出来ます。果肉を包む袋や白い筋には、水溶性食物繊維が含まれています。プルーンは、食物繊維だけでなく、マグネシウム、カリウム、ビタミン類、ポリフェノールなどの栄養価が豊富です。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていますが、水溶性食物繊維の方が多い為、痙攣性便秘の人でも食べる事が出来ます。果物は、1日200gを目安にバランスよく毎日食べる事が大切です。