便秘からくる腹痛

便秘からくる腹痛

便秘によって起こる腹痛の原因は、いくつかあります。一般的には腸内にガスが溜まり、体外に排出されないためお腹が張るように感じる腹痛が多く、便秘薬の副作用や他の病気との合併症という場合もあります。便秘をしていて、激痛とも言える腹痛を感じた場合、危険な病気の可能性がありますから、すぐに医療機関で診察を受けましょう。

 

便秘というと、身体に良くないイメージがあり、女性の場合特に肌荒れなどの美容にも関わることから、薬をつかってでも便秘を解消しようという傾向があります。一口に「便秘薬」と言っても、食物繊維などのサプリから、刺激性の下剤まで様々です。刺激性の下剤には即効性があり、巷ではダイエットにもなるという間違えた情報もあることから気軽に利用している女性も多いようですが、これには大きな危険が伴います。

 

刺激性下剤を長期間常用すると、身体には耐性ができてしまい、効きにくくなります。そうすると薬の量を増やしてまた、排便を促すという繰り返しになるのです。便秘自体は大腸がんのリスクにつながらないという報告があるのに対し、刺激性下剤を長期間服用した患者は腸の粘膜細胞を壊してしまい大腸の内側が真っ黒になる「大腸メラノーシス」という状態になり、この大腸メラノーシスは大腸がん、大腸腫瘍のリスクがとても高くなるという報告があります。

 

便秘の解消に下剤を安易な考えで使う危険性は頭に入れておく必要があります。