グルテンが健康を脅かす理由

グルテンが健康を脅かす理由

 

改良された小麦には体に害をもたらすグルテンや糖質がたくさん含まれていることは「品種改良されてグルテンが増えた小麦が腸に害をもたらす」でお話したとおりです。なぜそれが体に害をもたらすのか、理由を説明すると次の三つになります。

 

改良された小麦に含まれる糖質成分が血糖値を急上昇させる

 

小麦に含まれているでんぷん質であるアミロペクチンAは消化されるのが大変早く、急速にブドウ糖に分解されます。このブドウ糖が血液中に吸収されると血糖値が一気に跳ね上がってしまいます。

 

体脂肪が蓄積しやすくなる

血糖値が急上昇されると、インスリンが大量分泌され、ブドウ糖を脂肪に変えて細胞に取り込まれるようになります。このことから体脂肪が蓄積しやすくなります。

 

低血糖で不安定な精神状態に

インスリンが大量分泌されると血糖値が急低下して低血糖状態になります。そうすると、集中力が落ちたり、イライラしたり、頭がぼーっとして働かなくなったり、空腹からの大食いをしてしまいます。

 

日常的な小麦の摂取により、このような血糖値の急上昇や急低下が繰り返されていると、糖尿病や肥満、心臓病などの生活習慣病にかかるリスクが上がってしまいます。

 

改良小麦に含まれるグルテンに強い依存性がある

 

改良された小麦に含まれているグルテンは、中毒症状を引き起こすことがわかっています。パンや小麦を食べるのがやめられない人は少なくないです。それだけグルテンには強い依存性があるのです。

 

改良小麦に含まれるグルテンが腸から吸収されるとさまざまな免疫異常が起きる

 

グルテンが血液中に入ると、免疫システムが異物として抗体がつくられますので、白血球がさかんにグルテンに攻撃をしかけることになりますので、アレルギー症状が引き起こされます。白血球が侵入者と戦うと体のあちこちで炎症がおこることになり、さまざまに不調を感じることになります。

 

グルテンはたんぱく質と構造が似ているために、免疫システムが間違って自分の組織を攻撃してしまうような事態になりがちです。(自己免疫疾患)さらには、グルテンに含まれるペプチドにも脳血管関門を突破してしまう性質がありますので、脳にも悪影響を与える可能性があるとも言われています。