食べ過ぎて便秘に?!体に良さそうなのに便秘になる食べ物
食べ過ぎて便秘に?!体に良さそうなのに便秘になる食べ物
『便秘になっちゃった原因って、もしかしてアレかな?』
『なに食べたら便秘になるのか知りたいな』
こんな疑問を解決します。
もしかして、暴食していませんか?
食生活がかたよっていませんか?
大事なのは、適度に食べる事。
便秘になる食べ物といっても、食べた瞬間から便秘になるわけじゃありません 。
大量に食べたり、そればかり食べるから便秘になります。
この記事は以下の人が対象です。
- 今、便秘の人
- 便秘になりたくない人
- 暴飲暴食して、便秘になってしまうか不安な人
便秘になりやすい食べ物がわかれば、暴食やそればかり食べることをやめることが出来るので、便秘が治りやすくなります。
便秘を繰りかえさないための予防にもなりますし、つらい便秘の時間をすごさなくてすみますよ。
なぜ、食べ物が原因で便秘になるの?
食べ物で便秘になるとき、以下の2つが便秘の原因になります。
- 腸のぜんどう運動ができなくなる
- 便が硬くなる
腸のぜんどう運動とは、腸が便を身体の外に向かって移動させる動きです。
ぜんどう運動ができないと、便は移動できないので、便秘の原因になります。
便が硬くなると、便は動きづらくなります。
便が移動できないので便秘の原因になるのは、ぜんどう運動と同じです。
そもそも便秘とは、腸内のどこかに便が長時間とどまっている状態。
大部分の理由は、便意がないからです。
便意は、便を出したいという脳からの命令です。
脳から命令(便意)が出る合図は、直腸の壁が便により、押し広げられたときです。
つまり、便が直腸まで届かなかったり、少ない量では直腸の壁が押し広げられません。
結果、便が腸内に長時間とどまり、便秘。
腸のぜんどう運動ができないのと、便が硬くなるのは、脳からの命令(便意)がなくなる原因です。
脳からの命令(便意)がなければ、排便につながらないので、便秘になります。
具体的にはどんなもの?よく食べるものを紹介します
厳密には、食べた瞬間から便秘になる食べ物はありません。
しかし、大量に食べたり、そればかり食べたら話は別です。
大量に食べたり、そればかり食べたりしたとき、便秘になる食べ物を、この項目で紹介します。
便秘の人は、この項目で紹介した食事ばかり食べていないか、確認してみましょう。
肉
肉を食べると、腸のぜんどう運動能力が低下します。
肉はタンパク質の塊です。
タンパク質は、身体には必要ですが、悪玉菌のエサにもなります。
悪玉菌の役割は、腸のぜんどう運動を邪魔することです。
悪玉菌のエサである肉ばかり食べると、悪玉菌が増えて、腸のぜんどう運動を邪魔するので、便秘につながります。
タンニンをふくむもの
タンニンがふくまれているのは、ワインやお茶、ガラナです。
タンニンは、腸のぜんどう運動を低下させます。
タンニンの収斂作用(しゅうれんさよう)が原因です。
収斂作用(しゅうれんさよう)とは、タンパク質とタンパク質をくっつけて固める作業。
コスメ業界では、肌を引きしめたり、毛穴をとじて発汗させない化粧品に利用されています。
腸の中でおこったらどうでしょう。
腸が動きづらくなるとおもいませんか?
タンニンの収斂作用(しゅうれんさよう)は、ワインやお茶、ガラナを過剰に飲む事によっておこってしまうので、適量が大切ですよ。
アルコール
アルコールはビールやウイスキー、酎ハイ、サワーです。
アルコールをとると、悪玉菌がふえるので、ぜんどう運動が邪魔されて便秘になります。
アルコールでなぜ悪玉菌が増えるのでしょう?
悪玉菌のエサではなく、アルコールを飲むと悪玉菌以外が生きのこれないようです。
以下の研究を参考にしました。
参考:長年にわたって大酒飲みの人の腸内フローラはどうなっているのか?
東北大学大学院工学研究科
ワインは先に紹介したタンニンにもかかわってくるので、飲みすぎないようにしましょう。
カフェインをふくむもの
お茶とココア、チョコレート、コーヒーがカフェインを多く含んでいます。
カフェインのもつ利尿作用によって、水分がなくなり、便が硬くなります。
利尿作用とは、身体の水分が外にでていってしまう現象です。
おしっこの形で、外にでていってしまうことですね。
コーヒーは便秘に効くときもあります。
身体に水分があるときは便秘対策としてコーヒーは効果的です。
ちゃんと水を飲んでいるか確認しましょう。
アイス、きゅうり、なす
アイス、きゅうりとなすは、身体を冷やしてくれます。
しかし食べすぎると身体が冷えて、腸の働きが悪くなり、腸のぜんどう運動が低下します。
身体が冷えると、血管が縮み、血流が悪くなる。
腸の血流も悪くなって、腸の働きが低下。
結果、腸のぜんどう運動が低下します。
量を適度にすれば身体は冷えないので、食べすぎには注意しましょう。
まとめ
便秘になりやすい食べ物、食べていませんでしたか?
おいしいものばかりでしたよね?
できれば、我慢したくないですよね?
ご安心ください。
紹介した食べ物は便秘になりやすいだけで、食べて必ず便秘になるわけでありません。
紹介した食事の中には、便秘になりやすいだけで、身体によい栄養素がたくさんふくまれている食事もあります。
ただ、量やバランスに気をつけましょう。
そうすれば便秘の解消が早くなるだけでなく、便秘の予防にもつながります。
つらい便秘生活とは、おさらばしたいですよね。
このページで紹介した食事ばかりになっていないか、今日をきっかけに見直してみましょうね♪
