アトピーの可能性

アトピーの可能性

アトピー性皮膚炎の症状が出ている人には便秘が多いと言われています。

 

便秘だからアトピーが悪化するのか、アトピーだから便秘になるのかというと、どちらにも可能性があるようなのです。まず、アトピーの患者さんは、食物アレルギーを持っていることが多く、とくに豆類(チョコレート、コーヒー、ピーナツなど)、発酵食品(しょうゆ、味噌、チーズなど)、もち米(おもち、お赤飯、団子など)は制限されている人も多くいらっしゃいます。

 

豆類や発酵食品は腸内環境を整える働きがあるため、不足すると腸の中の善玉菌と悪玉菌のバランスがくずれてしまうこともあります。それが便秘の原因となるのです。逆に言えば、腸内の環境がわるいために、皮膚の再生が遅くなってしまったり、そのサイクルが乱れたりしてアトピーが悪化することも考えられます。

 

アレルギー性疾患の患者さん全般に言えるのは、原因がひとつではないことが多いということです。食物アレルギーもあるし、ハウスダストのアレルギーもある。さらに花粉症もあるというのも珍しくないですし、原因がハッキリしないのにアトピーが悪化するということも、多くのアトピーの人が経験しているようです。

 

ただ、便秘をしていて良いことはひとつもありませんから、アレルゲンの少ない野菜類をたくさん食べて、すこしでも便秘を解消するように努めた方が、アトピーの解消にもつながるでしょう。