腸内の状態が身体の健康を左右する

腸内の状態が身体の健康を左右する

 

腸内には善玉菌や悪玉菌、食べ物や体調によってどちらにも傾く日和見菌の三種類がすんでいて、常に勢力争いをしています。健康的な腸内は善玉菌が多くて酸性なのですが、腸内に悪玉菌が増えてくると、腸内はアルカリ性に傾いてきて、日和見菌まで悪玉菌に傾いて増えていきます。そうすると腸内が腐敗していき、便秘や下痢やさまざまな全身症状が発生していきます。

 

逆に善玉菌は炭水化物や食物繊維をエサとして乳酸や酢酸などの有機酸を作りますので腸内を酸性に発酵させていき、悪玉菌の繁殖を抑え、体に有益な物質を生成し、免疫力を高めてくれます。肉類の過食などによって未消化のたんぱく質が大腸内に送られると、悪玉菌は連携して大腸粘膜を傷つけ侵入しようとします。

 

すると、腸内のたんぱく質の免疫系の細胞が防護のために働き始めます。腸内のたんぱく質免疫系の細胞が活性化すると、やがて全身の粘膜のたんぱく質の免疫細胞も活性化したたんぱく質が粘膜に触れるとアレルギー反応をおこすようになるのです。例えば花粉のようなたんぱく質が目や鼻の粘膜に触れるだけで症状を起こすのが花粉症です。

 

このたんぱく質系の免疫細胞が活性化すると、もうひとつのウイルスやガンに対応する免疫細胞の活性が下がるしくみになっているので、ウイルスやガンに侵された細胞をうまく処理できなくなるので、風邪をひきやすくなったりガンにかかりやすくなったりしてしまいます。

 

しかし、乳酸菌に含まれる物質であるリポ多糖体という物質はウイルスやガンの免疫系細胞を活性化させる役割がありますので、たんぱく質の免疫細胞の活性化が下がりアレルギー症状が抑えられます。このリポ多糖体という物質は生きたまま腸にたどり着かなくても効果があると言われています。