痙攣性便秘とその原因

痙攣性便秘とその原因

痙攣性便秘とは、大腸のぜん動運動が過剰に起こって下痢をするのと、大腸が痙攣したような状態で便秘になってしまうのとを繰り返す症状です。つまり、大腸のぜん動運動が必要以上に活発になってしまうのです。

 

原因は、ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れなどによる自律神経の乱れにあるといわれています。大腸のぜん動運動は自律神経によって促されているため、自律神経が乱れると便秘になったり下痢をしたりという痙攣性便秘になってしまうのです。

 

また、以前は「過敏性大腸」と言われていたのですが、小腸をも含めた腸のすべての機能が異常をきたすため「過敏性腸症候群」と言われるようになった、腸の機能異常も痙攣性便秘と関係があると言われています。

 

便秘症の人は、食物繊維を多く取らなくてはと意識して、不溶性の食物繊維をたくさん摂取することがありますが、痙攣性便秘の場合、不溶性の食物繊維を摂るとさらに大腸のぜん動運動が活発になり、痙攣性便秘が悪化することがありますので要注意です。

 

また、便秘薬もかえって痙攣性便秘を悪化させます。痙攣性便秘を改善するには、ストレスを溜めない工夫をすること、一日の中でリラックスする時間をつくる習慣をつけること、食生活を含めた生活習慣を改善することが大切なようです。