黒い便の原因

黒い便の原因

トイレで便の色や形を確認することは、健康上とても良いことです。

 

黒い便が出たとき、それが普段と違って極端に真っ黒でベタベタした感じ(タール便と呼ばれています)の場合、消化管内で出血を起こしている可能性があります。胃や腸、十二指腸から出血したものが黒くタール状に固まっているのです。

 

この場合は、すぐに医療機関を受診してください。便の色がいつもより黒っぽいな、というくらいの場合は、前日に食べたものや飲んだものを思い出してみてください。便の色は、食べ物によっても変わります。イカ墨を使った料理や、赤ワイン、海藻類などは便を黒くします。黒い下痢が、赤ワインの飲み過ぎとイカ墨や海藻を食べたことが原因ならば、一時的なものですから心配は要りません。

 

他に便が黒くなる原因として、貧血の症状に対して処方された薬に鉄が含まれていることもあります。健康な便は胆汁の黄色っぽい色が混じった茶褐色です。胆汁は肝臓で作られて、タンパク質や脂肪を分解して腸から吸収されやすくするために必要なものですが、この胆汁の働きが悪くなると胆嚢の中にとどまり、黒っぽくなるため便の色が黒くなることもあります。

 

また、大腸内の悪玉菌が増えて便が腐敗しても黒っぽい便が出ます。野菜が不足して肉がちの食事に偏ると悪玉菌が増える傾向にあると言われています。