痔ろうの前段階が肛門周囲膿瘍です

痔ろうの前段階が肛門周囲膿瘍です

肛門周囲膿瘍という言葉は、ふだんあまり聞きませんよね。私の夫がおしり(肛門付近)に違和感があるというので、肛門科のある医療機関で受診し、夫も私もこの病名をはじめて知りました。人の肛門には、「陰か」や「肛門しょうか」と言われるくぼみが5〜10個程度、だれにでもあるそうです。このくぼみに細菌が繁殖し、膿になってしまうことを肛門周囲膿瘍というそうなのです。

 

膿が溜まっていて痛みが出ていたため、夫はその場で膿を出すために局所麻酔で切開し、消毒して帰宅したのですが、膿のあった袋の部分はやがて筒状になってしまい、「痔ろう」と呼ばれる状態に悪化してしまうということでした。炎症が治まるころ、肛門科の個人病院を紹介され、入院、痔ろうをすべて取り除く手術を受けることになりました。

 

肛門周囲膿瘍には、なりやすい人がいるといいます。歯で言えば、歯と歯茎の間の歯周ポケットと呼ばれるくぼみが大きく、歯垢や歯石がたまりやすい人が歯槽膿漏をはじめとした歯周病にかかりやすいように、「肛門しょうか」のくぼみが大きい人がかかりやすいと言います。

 

下痢気味の便が多く出る人も、くぼみに細菌が溜まってしまい膿になることがあるということでした。また、身体が弱っていて、免疫力が落ちているときなどには、どんな人でもかかる可能性があると言います。