運動などによる便秘解消

運動などによる便秘解消

便秘は大腸内の水分が不足したり、大腸の蠕動運動が円滑でない時に生じやすいです。便秘による毒素が体内に蓄積され、腸内の血管を通って肝臓に入ると、肝機能を悪化させたり、食欲不振や腹部膨満、消化不良などの症状を引き起こします。また、シミやニキビなどの肌のトラブルや、蕁麻疹、喘息などのアレルギー疾患が起こりやすくなります。大腸の動きを円滑にするためには編食習慣をなくし、肉食より植物性繊維質の多い野菜や果物を十分に摂取する必要があります。

 

また、玄米、麦中心の食事やオリーブオイル、ヨーグルトなどの摂取も大腸の排泄作用を活性化させ、便秘治療に効果的であります。また、冷たい牛乳や豆乳、炭酸飲料を飲むのも良いです。サイダー、コーラなどの炭酸飲料は腸を刺激し、水分を供給することはもちろん、炭酸ガスが胃を刺激して腸の運動を促進させます。水を少なく飲んだり、朝食をしないと胃内の反射運動が低下され、便秘にかかりやすくなります。

 

特に普段から運動量が殆どなく、腹筋が弱いと便秘が起こりやすくなりますので、適切なストレッチ体操や腹筋運動が必要となり、腹部マッサージを生活化することも大いに役立ちます。マッサージはへそを基準として上、中、下に分けて時計回りに30回程度ずつ摩擦します。朝にマッサージする時は、水を一杯飲むとより効果的です。大腸を直接刺激することにより、腸の動きが活発になってスムーズな排泄に繋がります。

 

症状があまりに酷い場合は、便秘薬や浣腸をすることも一つの手段となります。しかし、効果がすぐに現れる便秘薬は健康に問題を起こす可能性がありますので、長期間の使用は避けるようにします。便秘の症状が長く続く場合は腸内の腐敗菌が多くなり、様々な合併症や痔はもちろん、大腸がんの原因となる場合もありますので、なるべく早めに治療するようにします。特に習慣性便秘の場合には、その明確な原因を探して除去することが重要であります。